ニュース
インボイス制度の負担軽減措置の詳細は? 財務省がFAQを公開
財務省は1月20日、10月から始まるインボイス制度における、中小事業者向けの負担軽減措置についてのよくある質問と回答(FAQ)を公開した。
財務省は1月20日、10月から始まるインボイス制度における、中小事業者向けの負担軽減措置についてのよくある質問と回答(FAQ)を公開した。
納税額を売上税額の2割に軽減する措置(2割特例)や中小事業者向けの事務負担軽減措置(少額特例)、また1万円未満の経費についてインボイスを不要とする措置などについて、対象や条件、手続きなどを具体的に解説している。
インボイス制度にはフリーランスなど個人事業主からの反発が大きく、また小規模事業者への負担が大きいことから、2022年末に公開された税制改正大綱にて、負担軽減措置が設けられた(関連記事)。このたび、その詳細が明らかになったことになる。
関連記事
- インボイス制度に2つの負担軽減策 与党の「令和5年度税制改正大綱」
自民党および公明党は12月16日、「令和5年度税制改正大綱」を取りまとめてWebページで公開した - インボイス制度、1割強が免税事業者と「取引しない」 東京商工リサーチ調査
インボイス制度に登録しない免税事業者との取引について、「取引しない」と回答した企業が10.2%に。 - インボイス問題、声優が語る“陳情”のリアル 「超塩対応」の議員と涙のバトルも
「陳情をしっかり聞いて下さる議員さんも多いのですが、“超塩対応”の議員さんもいて……。そういう方が、インボイス制度を左右するキーマンなんです」。インボイスに反対する声優団体・VOICTIONの涙のバトル。 - 「インボイス賛成」と話すTOKIUM社長と考える、免税事業者はどうするべきか
インボイス制度が誰のためかといえば話は簡単で、この制度で2480億円の税収増が見込まれている。要するに増税の一つというわけだ。では免税事業者はどう考えて対応していけばいいのだろうか。 - 三石琴乃さんもインボイスに「ストーップ!」 STOP!インボイス、動画素材を公募
インボイス制度と問題点の認知を広げる動画に声優の三石琴乃さんなどが参加。今後新たな動画を制作するにあたり、素材を公募している。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.