ニュース
freee、請求書処理SaaSのsweeepを完全子会社化 インボイス制度開始に向け連携強化
freeeが請求書処理SaaSを提供するsweeep(東京都渋谷区)を完全子会社化。すでにsweeepのAI-OCR技術を自社サービスでも活用するなど関係を強化していたが、さらに連携を強めるという。
freeeは1月20日、請求書処理SaaSを提供するsweeep(東京都渋谷区)を完全子会社化したと発表した。すでにsweeepのAI-OCR技術を自社サービスでも活用するなど関係を強化していたが、さらに連携を強めるという。
「意思決定の迅速化やグループ内の連携強化を通じて企業価値の向上を図ることを目的に、sweeepの株式を追加取得し、完全子会社化することに決めた。完全子会社化により、2023年10月開始予定のインボイス制度に対応したサービスの拡充を図り、B2B取引をクラウド上で管理する取引プラットフォームの実現に向けて取り組む」(freee)
sweeepは2011年創業。請求書の回収・仕分け・保管などを一元的に管理できるSaaS「sweeep」や、請求書のオンライン受け取りと保管に特化した「sweeep Box」を提供している。21年にはfreeeから出資を受けていた。
関連記事
- 請求書受け取りSaaSでチェックすべき3つの観点 sweeep、バクラク請求書、invox、Bill Oneを比較する
社会変化の中でここ数年の進化が目覚ましいのが、受け取った請求書を処理するSaaSである。今回は受取請求書SaaSを「OCR特化」および「OCR+オペレーター入力補助」の2つに大別した上で、それぞれ2つずつ、計4つのSaaSを取り上げる。 - AI契約レビューの未来はどうなる? 業界トップ、LegalOn Technologies社長が目指すもの
AI契約レビューSaaSを提供するLegalOn Technologiesの角田望社長に、同社創業の経緯からAI契約レビューの未来まで、考えを聞いた。 - インボイス管理の「Bill One」好調 中堅・大企業フォーカスでARRが3.3倍の21億円超え
インボイス管理サービスの「Bill One」が好調。第2四半期の売上高は4億9600万円。ARRは前年同期の3.3倍となる21億2400万円となった。 - マネーフォワードMEの課金ユーザー爆増 無料の連携数削減で 12月は1.3万人増加
「マネーフォワードME」の無料連携数に変更があった12月には、有料課金のプレミアムユーザー数が激増し、単月で1.3万人増加した。 - 「うちの情報、freeeから漏れたんじゃないんですか?」 顧客から問い合わせ殺到──したらどうする? freeeが再び全社訓練
「自社のDB破壊しCEOに身代金要求」──2021年にこんな障害訓練を実践したfreeeが、今年も新たな訓練を実施。今回のシナリオは?
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.