“最強寒波”関東に襲来 交通機関の情報収集におすすめのサービスまとめ(3/3 ページ)
今日1月24日から「10年に一度の寒気」が日本を襲う見込みだ。路面凍結や積雪による遅延、欠航などの恐れもある。自分が使う交通機関や道路にどのような影響が出ているかはスマホアプリやSNSを使って各自で確認しよう。
ウェザーニューズの「ドライブリスク予報」
道路の路面情報を確認するならウェザーニューズアプリの「ドライブリスク予報」がある。出発地と目的地を入力すると、凍結や視界不良、強風といったリスクを視覚的に表示できる機能。出発時刻の指定も可能だ。
アプリを起動すると、トップ画面に地域の情報を掲載する「○○のおすすめ情報」というパネルが表示される。その中の「ドライブリスク予報」をタップすれば利用できる。
予報できるのは路面情報、視界情報、強風情報。それぞれ危険度やリスク内容別に色分けして表示する。
渋滞・規制を考慮したルート検索 Y!MAPの「渋滞・規制情報」
ヤフーの地図アプリ「Y!MAP」では、交通規制情報を考慮したルート検索が可能だ。ルート検索する際に、地図右上の車アイコンをタップして青く表示されている状態になっていれば機能を使える(デフォルトでON)。
同じくヤフーの「Y!カーナビ」では、画面下部の「交通情報」アイコンから高速道路の交通情報を閲覧できる。
国土交通省の公式Twitterアカウントも
交通規制の情報を発信するTwitterアカウントもある。国土交通省は地域別に情報発信アカウントを開設している。例えば、関東なら「関東地方整備局道路部」、北九州なら「北九州国道事務所」、北海道なら「北海道開発局道路情報」などだ。
アカウントごとに情報の粒度には差がある。北海道開発局道路情報アカウントは通行止め情報などを自動投稿するもので、リアルタイムな情報を取得できる。Twitterで、地方名や件名と「国道事務所」を合わせて検索すると、一般道の交通情報を発信する国土交通省のアカウントを検索できる。
24日夕方から26日にかけては、強い寒気と強風などが予想される。不要な外出は控えるよう政府からもアナウンスが出ているが、どうしても外出する必要がある場合は、これらの情報を自主的に取得し、代替経路のチェックやタイヤの交換など対策を立てておくのが良いだろう。
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