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セコムが都内にデータセンター新設へ ホスティングサービス強化
セコム子会社が都内にデータセンターを新設する。2025年6月から運用し、ホスティングサービスに活用するという。
セコム子会社でICT事業を手掛けるセコムトラストシステムズ(東京都渋谷区)は1月25日、東京都内にデータセンターを新設すると発表した。2025年6月から運用し、ホスティングサービスに活用するという。同社が都内にデータセンターを建設するのは4カ所目。東京でのサービス提供を強化するという。
地下1階、地上4階の計5階建てで、延べ床面積は8709平方メートル。サーバルームの面積は3288平方メートルで、サーバを収容するラックを約1000台設置するという。
建設地の詳細は明らかにしていないが「都心から30分圏内かつ、活断層から離れ、地震による影響や液状化のリスクが低い地盤に立地する」(セコムトラストシステムズ)としている。
セコムは‘80年代からサイバーセキュリティ事業を手掛けている。2000年にはデータセンター事業に参入。同年に設立した子会社のセコムトラストシステムズ(当時はセコムトラストネット)がサービスを提供している。
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