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“2億画素”はダテじゃない 普段見えていないものまで撮れるXiaomi「12T Pro」(2/3 ページ)

「神充電」というキャッチフレーズで登場した中国Xiaomiの「12T Pro」。今回はそれを主に写真目的としてテストしました。この2億画素のカメラを搭載したXiaomiの12T Proは伊達ではありませんでした。

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 12T Proを普通にカメラとして使っていて、まず関心するのがちゃんと寄れるということ。手元にあったものを撮ってみましたが、マグカップのプリントのにじみやキーボードの汚れなど、明らかに普段見えていないものまで撮れています。12T Proのマクロカメラは200万画素なのですが、それをあまり感じさせません。

 寄れるとありがたいのが、ごはん写真。肉まんの皮はつやっつやですし、ラーメンのチャーシューはぱっきぱきです。

昼でも夕方でも夜でもシャープに撮れる

 写真というのは、結局のところ光をどう捉えるか? という技術ですから、特に外では時間帯が変わると状況はどんどん変化してしまいます。そこで、昼と夕方と夜で、背の高いビルを撮影してみました。

 昼のビルは太陽光ががっつり反射していますし、夕方のビルはしっかり夕方のグラデーションがビルに写っています。夜でも今時の建物に多い縦ルーバーの線がくっきり写っています。さっとスマホ出して、三脚もなく、これぐらいの写真が撮れれば、ほとんどの人は文句ないと思います。

少し遠いものも描写する

 12T Proは2倍ズームがあります。ズームを使うのは天井近くのものとか、上の方にあるものですよね。照明はひとつひとつのガラスなどははっきり見えますし、神社の屋根にはこんなところで釘が使われているのねと分かるレベルです。

空の青さと夕やけの空と

 「インスタにアップするものがないときはきのうのごはんよりもまずは空」とだれが言ったかは知りませんが、空の写真はいつでもいいものです。ふとしたときに撮りたくなりますし、空がきれいに撮れないと残念な気持ちになります。


(0.5倍)

(1倍)

(2倍)

(2億画素)

 そして、きれいに撮れると気持ちいいのが夕やけの時間帯の空です。こうやって、空のグラデーションが再現されるととても気持ちいいです。

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