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「フレッツ・ADSL」、あした原則終了 22年の歴史に幕
NTT東日本と西日本がADSLサービス「フレッツ・ADSL」の提供を1月31日に終了する。終了理由は、部品の製造終了とユーザー減少としている。
NTT東日本と西日本が2000年から提供してきたADSLサービス「フレッツ・ADSL」の提供を1月31日に終了する。当初は通信速度が下り1.5Mbps/上り512Kbpsと当時としては高速で常時接続できる画期的なサービスだった。
21年1月31日までにフレッツ光の提供を始めていたエリアでサービス終了とする。22年2月1日から23年1月31日までにフレッツ光の提供を始めたエリアでは25年1月31日まで提供を続ける。NTT地域会社は、契約終了時にISP(インターネットサービスプロバイダー)の解約手続きもしないと料金を請求され続ける可能性があるとして注意を呼びかけている。
サービス終了は17年11月に告知済み。終了理由は、対応機器の部品の製造終了とユーザー減少としていた。
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