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裏話を語るYouTubeが話題 V字回復でトップシェアの「レグザ」に聞いた知らないと損!?業界最前線(2/5 ページ)

日経新聞が1月6日、レグザの国内テレビ首位を報じた。レグザブランドは2006年発足。順調にシェアの伸ばすが、東芝の不正会計疑惑などで人気は急降下する。現在世界第2位のテレビメーカー・ハイセンスの傘下となったのが18年だ。このV字回復の軌跡を聞いた。

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4K有機ELの伸び率は昨年比約200%に

 ランキングで1位となった「REGZA 32V34」は、HD画質(1366×768ドット)で表示できる比較的シンプルなモデルだ。実勢価格も3万円台で、HD画質モデルは安さが最も重視される価格帯でもある。

 小型の2Kテレビに関しては、21年にすでにシェアトップを獲得している。22年、薄型テレビ全体のシェアトップ獲得に寄与したのは有機ELカテゴリおよび4K以上の液晶カテゴリなのだ。

 TVS REGZA 取締役 営業本部長の笹川知之副社長は薄型テレビ市場におけるシェアトップを獲得できた要因として、「3年ぶりに刷新した高画質処理エンジン搭載のフラグシップモデルの発売」や「シリーズ初のMiniLEDバックライト搭載モデルなど、さまざまなラインアップを用意したこと」を挙げた。なかでも4K有機ELの伸び率は前年比194.8%を実現しているのだ。


TVS REGZA 取締役 営業本部長の笹川知之副社長。販売支援体制の大幅強化を図り、トップシェア獲得の足がかりを作った

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