テレワーク中のサボり、6割以上が「ある」 約9割の上長が「黙認」
キャリアや働き方の研究や調査を行う「Job総研」を運営するライボ(東京都渋谷区)が、「2023年 リモートマネジメント実態調査」を実施した。その結果、68%がリモートマネジメントで課題があると回答し、「メンバーの業務進捗の把握」が最も多い課題と分かった。
キャリアや働き方の研究や調査を行う「Job総研」を運営するライボ(東京都渋谷区)が、「2023年 リモートマネジメント実態調査」を実施した。その結果、68%がリモートマネジメントで課題があると回答し、「メンバーの業務進捗の把握」が最も多い課題と分かった。
現在テレワークを実施している人に、昨年同月と比較したテレワークの増減を聞くと、「とても増加した」「増加した」「少し増加した」を合わせ“増加した派”は61.3%となった。現状のテレワーク頻度は、フルリモートを含め58.4%が週に3日以上テレワークを実施していることが分かった。
マネジメントポジションの人を対象に、リモートマネジメントでの課題の有無を聞くと、68.0%が「ある」と回答した。課題の内容は、「メンバーの業務進捗の把握」(48.0%)、「メンバーの理解度や成長度がわかりにくい」(39.8%)が多くなった。
テレワーク中のサボり経験を聞くと、「すごくある」「ある」「ややある」を合わせると、65.4%が「ある」と回答した。
マネジメントポジション側からのサボりへの対応については、「特に対応なし」「ほぼ黙認している」「ある程度黙認している」と、86.7%が「黙認している」と回答した。
テレワーク中のサボり内容を聞いてみると、「休憩時間を長めにとる」が57.7%で最多となった。次いで、「ネットサーフィンをする」(50.7%)、「業務とは無関係の動画を見る」(24.5%)となった。
回答者からは、「リモートだと目が届きにくいので、業務の進捗やタスク量にはとても気を遣っている」、「リモートではハラスメントと受け止められないように多少気をつかって接している」といった意見が寄せられ、テレワークでのリモートマネジメントの難しさが目立った。
調査は、全国20〜50代の男女874人を対象に、インターネットで実施した。調査期間は2023年1月11〜19日。
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