会社員の半数が「フリーランスになりたい」GMO調査
GMOクリエイターズネットワークが行った調査によると、会社員の約半分が「フリーランスになりたい」と回答した。また、フリーランスという働き方に夢を感じる人も過半数となった。
フリーランス向け金融支援サービスなどを運営するGMOクリエイターズネットワーク(東京都渋谷区)が2月8日に発表した調査によると、会社員の約半分が「フリーランスになりたい」と回答した。また、フリーランスという働き方に夢を感じる人も過半数となった。
2月9日の「副業(複業)の日」にちなんで調査したもの。都市部在住のフリーランスで働く人が身近にいる会社員300人に対して、1月16〜20日にかけてインターネットで行った。
もしフリーランスになったら何を重視するか聞いたところ、「今より稼ぎたい」という回答が最多となり、具体的には「今の年収の1.5倍以上」という回答が目立った。GMOクリエイターズネットワークでは、「フリーランスは収入が不安定というイメージが薄れ、フリーランスはより稼げる、というイメージを持った人が増大している」と分析している。
実際のフリーランスはどう感じている?
同様の質問を実際のフリーランスにも行ったところ、「フリーランスという働き方は夢があるか」という質問に、約8割がそうだと答えた。
フリーランスにとって重視したことを聞くと、「今より稼ぎたい」を抑えて、「働く場所と時間を自由に選びたい」が7割強でトップとなった。また「好きなことを仕事にしたい」「ルールに縛られず自分のスタイルで仕事がしたい」という、自由な働き方を求める回答も多かった。
フリーランス向けの調査は、GMOクリエイターズネットワークが運営するフリーランス向け金融支援サービス「FREENANCE byGMO」のユーザー682人に対して1月12〜17日にかけて行った。
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