20代転職に役立つ資格 3位「普通運転免許」、2位「英検・TOEIC」、1位は?
求人情報サイトを運営するビズヒッツ(三重県鈴鹿市)は、転職経験のある20代の男女173人を対象に「20代の転職に役立つ資格に関する意識調査」を実施しランキングを発表した。その結果、20代が転職に役立ったと思う資格の1位は「簿記」であることが分かった。
求人情報サイトを運営するビズヒッツ(三重県鈴鹿市)は、転職経験のある20代の男女173人を対象に「20代の転職に役立つ資格に関する意識調査」を実施しランキングを発表した。その結果、20代が転職に役立ったと思う資格の1位は「簿記」だった。
転職する際に役立った資格を聞くと、1位は「簿記」(30人)、2位「英検・TOEIC」(12人」、3位「普通運転免許」(11人)、同率4位が「OA系の資格」「介護系の資格」(10人)となった。
1位の「簿記」と回答した人からは、「求人の優遇条件だった」(25歳男性)、「未経験でも、資格があったことで面接までたどりつけた」(27歳女性)などの意見があった。
2位の「英検・TOEIC」と答えた人からは、「会社の公用語が英語であったため」(28歳男性)、「簡単な英語が読めることが優遇条件であったため、役に立ちました」(25歳女性)などのコメントが寄せられた。
3位の「普通運転免許」と回答した人からは、「車を使った営業だったため」(27歳女性)、「1日中車で仕事するため、必須だった」(21歳男性)などの声が聞かれた。
女性を対象に、転職の時に役立った資格を聞いてみると、最も多かったのが「簿記」(20人)、次いで「保育士」「介護系の資格」「OA系の資格」「英検・TOEIC」(すべて9人)となった。ランキングを見てみると、事務系職種で生かせる資格に加え、医療や福祉系の資格が多い傾向がみられた。
男性に、転職に役立った資格を聞くと、「簿記」(10人)、「危険物取扱者」(7人)、「フォークリフト免許」(6人)が上位となった。現場仕事で優遇される資格が上位となっていることが分かった。
転職で役立った資格について、転職のために取得したのかを尋ねると、78.6%が「以前から持っていた」と回答し、8割近くがもともと持っていた資格を生かし転職したことが分かった。
調査は、転職経験がある20代の男女173人(女性118人/男性55人)を対象にインターネットで実施した。調査期間は2022年9月27日〜10月13日。
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