クックパッドは2月10日、広告事業の一部を廃止し、希望退職者を最大40人募集すると発表した。廃止事業の売上高は10億8300万円だが利益は非公開。廃止の理由は「情報を発信する方法の多様化により、料理や食に関する企業への価値提供を維持することが難しいと判断した」と説明している。
併せて、2017年から10年間を投資期間と定めて取り組んでいた新規事業も一部を閉鎖する。対象になったのは、「たべドリ」「Komerco」「おりょうりえほん」「ツリバカメラ」「Oitoco」。これらの新規事業と広告事業の社員と、コーポレート部門の社員を対象に希望退職者を最大40人募集する。エンジニアやデザイン職は対象外という。
事業閉鎖の責任をとるため、同社の岩田林平代表執行役員の2〜3月分の執行役員報酬のうち50%を減額、犬飼茂利男執行役CFOも同様に30%を返納するとしている。
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