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待望の軽量フルサイズ、キヤノン「EOS R8」の良いところ、残念なところ荻窪圭のデジカメレビュープラス(3/6 ページ)

「EOS R8」は「EOS RP」の後継モデルといっていいデザインでコンパクトで軽い。気軽にフルサイズを楽しみたい人の小型軽量機だ。どこがどう進化して、どこが物足りないのかチェックしていこう。

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ポートレートにも良い85mm F2のマクロレンズ

瞳検出を使い、シーンインテリジェントオートで撮影。このAFは素晴らしい(85mm 1/250秒 F2.8 ISO320)

 RFレンズには手ブレ補正機構搭載レンズ(ISレンズ)がそろっているので、ISとついたレンズを選べばボディ内手ブレ補正がなくてもそこまでは困らないかもしれない。


同じくシーンインテリジェントオートで撮影したうちの黒猫。きちんと瞳にピントがきている(85mm 1/250秒 F2.0 ISO3200)

 基本性能は上位機のR6 Mark IIと変わらないため、HDR撮影やRAWバーストモードなど最新の機能もしっかり持っている。

 HDR機能では通常の電子シャッターで複数枚撮影して合成するHDRに加え、R6 Mark IIで採用された動体HDRも持っている。こちらは1枚のデータからHDRな画像を生成するもので、アンダーめで撮ってハイライト部を残し、中間調からシャドウ部を持ち上げてダイナミックレンジが広い画を作ってるんじゃないかと思う。なので被写体が動いていてもOkなのだ。


ちょっとHDRくささが強く出るので使い処は選ぶけど、動体HDRなら動いてる被写体でも連写でもOk(24-240mm 218mm 1/640秒 F6.3 ISO800)

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