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待望の軽量フルサイズ、キヤノン「EOS R8」の良いところ、残念なところ荻窪圭のデジカメレビュープラス(6/6 ページ)

「EOS R8」は「EOS RP」の後継モデルといっていいデザインでコンパクトで軽い。気軽にフルサイズを楽しみたい人の小型軽量機だ。どこがどう進化して、どこが物足りないのかチェックしていこう。

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 EOS R50やEOS RPと同じ「LP-E17」なのだが、EOS R50で約230枚なのに対し、EOS R8は約150枚(EVFによる撮影で表示はなめらかさ優先)なのだ。省電力優先時はもうちょっと撮れるにせよ、センサーや映像エンジンなどの電力消費が大きいのだろう。イマドキのミラーレス一眼としてはかなり少ない。

 撮影に出かけるときはUSB充電用のモバイルバッテリーを一緒に持って行きたい。その際、充電可能なのはUSB PDのみなので、対応するバッテリーを用意すること。

 もう1ついうなら価格か。EOS RPの発売時の価格が20万円を大きく切っていただけに、このお値段(公式ストアでボディ単体が26万4000円)は悩ましい、というかもうちょっとがんばってほしかったかなとは思う。

 でも、EOS R6 MarkIIと同等のクオリティで主にシーンインテリジェントオートでカメラさんよろしくで誰でも使える小型軽量フルサイズセンサー一眼と思えば魅力的なので、カジュアルに使いたいならR8を、自分でセッティングしてしっかり撮りたいならがんばってR6 Mark IIを選ぶべしってところかな。

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