終電を逃した人が多い駅はどこ? ヤフーがデータ分析 「海浜幕張」「後楽園」を抑えた1位はあの駅
終電を逃した人の割合が多い駅はどこか。ヤフーは「Yahoo!乗換案内」アプリと「Yahoo!検索」のデータを分析した、終電に関するレポートを公開した。
終電を逃した人の割合が多い駅はどこか。ヤフーは3月6日、「Yahoo!乗換案内」アプリと「Yahoo!検索」のデータを分析した、終電に関するレポートを公開した。それによると、終電を逃した割合が高い駅の1位は「水道橋」、2位「海浜幕張」、3位「後楽園」という結果になった。
Yahoo!検索とYahoo!乗換案内において、終電検索者数の多い駅を調べたところ、1位「新宿」、2位「渋谷」、3位「東京」など路線数の多い主要駅が上位に入った。
一方、終電の出発時刻以降に終電を検索した人の割合を計測したところ、上位には「水道橋」「海浜幕張」「後楽園」がランクインし、終電検索者数とは異なる結果になった。水道橋と後楽園が東京ドームの最寄り駅であることから、同社は「東京ドームでの各種イベントに最後まで参加した結果、終電を逃すケースが多かったのでは」と分析している。
2位の海浜幕張の他にトップ10には「古河」「本川越」などの終着駅もランクインした。この結果については、「電車内で寝過ごして終着駅まで来てしまい終電が無くなってしまった……といった状況が想像できる結果である」と推測している。
終電を逃してしまったユーザーがYahoo!乗換案内で終電検索をした直後、Yahoo!検索ではどのようなキーワードを検索しているのかも分析した。その結果、検索者数が最も多かったのは「タクシー」(38.5%)、次点は「宿泊」(27.2%)だった。
調査は2022年12月の金曜を含む週末(金・土・日)の間、Yahoo!乗換案内アプリでの主要駅の検索結果を分析して行った。
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