撮った「チェキ」をスマホでスキャン、きれいにアーカイブ化 富士フイルムがアプリ公開

富士フイルムがスマートフォンアプリ「INSTAX UP!」を公開した。INSTAX UP!は、INSTAX（チェキ）で撮影したプリント写真（チェキプリント）をスマートフォンで撮影し、台形補正などを加えてデジタルデータ化できるアプリ。アーカイブ化したりSNSに投稿することも可能だ。無料で利用可能。

[ITmedia]

　富士フイルムは3月8日、スマートフォンアプリ「INSTAX UP!」を公開した。INSTAX UP!は、INSTAX（チェキ）で撮影したプリント写真（チェキプリント）をスマートフォンで撮影し、台形補正などを加えてデジタルデータ化できるアプリ。アーカイブ化したりSNSに投稿することも可能だ。無料で利用可能。

　チェキプリントはインスタント写真の一種で、アナログの形でプリントされる。INSTAX UP!は、これをデジタル化してアーカイブ化できる。チェキプリントの形状に合わせて開発したことで、周辺のフレーム部分も含めてまるごとスキャン。フレーム部分に書かれたメッセージも取り込める。データは好みの背景と組み合わせてコレクションに加えたり、アプリから直接SNSに投稿することができる。

　スキャン時は、プリントへの反射光や映り込みを抑えたり、コントラストや明るさ、彩度、色温度の調整が可能。撮影日時、撮影場所、キーワードを登録することもできる。取り込んだチェキプリントの表示方法には「ボックスビュー」「リストビュー」の2モードを用意する。また、デジタルカメラ版チェキ「INSTAX mini EVO」や、スマホプリンター「Link」用のアプリと連携し、各アプリに保存された画像データをINSTAX UP!に集約できるという。

さまざまなチェキのフォーマットに対応する

取り込んだチェキプリントに色味補正をかけることも

　なお、同社はINSTAX UP!の他、インスタントカメラ「INSTAX mini 12」も発表している。