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Microsoft、「Azure OpenAI Service」で「ChatGPT」を利用可能に
Microsoftは、AzureでOpenAIの各種APIを利用できるサービス「Azure OpenAI Service」で「ChatGPT」も利用可能にした。価格は1000トークン当たり0.002ドル。
米Microsoftは3月9日(現地時間)、予告通り「Azure OpenAI Service」上で米OpenAIのチャットbot「ChatGPT」を利用できるようにしたと発表した。
Azure OpenAI Serviceのユーザーは、同日からChatGPTを利用できる。価格は1000トークン当たり0.002ドル(0.2セント)。OpenAIによると、1000トークンは英語の場合およそ750ワード相当という。
Azure OpenAI Serviceは、AzureからOpenAIが運営するGPT-3.5やDALL-EなどのAPIにアクセスできるサービス。2021年11月に発表したが、有害な目的で使われることを防ぐとして招待制で提供してきた。
Azure OpenAI Serviceは一般提供が始まっているが、Webサイトからの申し込みが必要だ。
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