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国際宇宙ステーションを見よう きょう午後6時50分ごろから日本を再通過 関東は晴れ
日本の実験棟「きぼう」を搭載した宇宙ステーション(ISS)が日本上空を通過する。3月15日も午後7時36分ごろから41分にかけて日本付近を通過。16日にも午後6時51分ごろから54分ごろにかけて再び日本を通るという。
日本の実験棟「きぼう」を搭載した宇宙ステーション(ISS)が日本上空を通過する。3月15日も午後7時36分ごろから41分にかけて日本付近を通過。16日にも午後6時51分ごろから54分ごろにかけて再び日本を通るという。
午後6時51分に福岡付近を通過し、同時刻に大阪を通過。東京は52分ごろに通過する予定。仙台は53分ごろ、札幌は54分ごろを予定する。15日は日本海側の上空を通過したが、16日は太平洋側を通る。
ウェザーニューズによると、日没後や日の出前に国際宇宙ステーションが上空を通過すると、一番星のような明るい点が、はじめはゆっくり、天頂に近づくほど速く動いているように見えるという。条件がよければマイナス2等星ほどの明るさ(1等星の基準の約15倍)になり、街中でも見つけやすく、方角と仰角が合えば公園や家のベランダで気軽に見られるとのこと。確実に発見したい場合は、できるだけ空が開けていて、周りに高い建物が少ない場所が良いとしている。
なお、同社の予報によると、関東南部は晴天が続きISSも見られそうだが、西日本や東日本、東北南部などは、夕方ごろから雲が広がり、観測は難しいとの予報をだしている。どこからでも「きぼう」が見られるよう、配信イベントも実施。公式アカウント(@KIBO_SPACE)で案内するという。
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