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アイリスオーヤマ、糖質カット炊飯器めぐる報道に見解 「低減率を満たしている」
アイリスオーヤマは16日、国民生活センターが15日に発表した「糖質を低減できるとうたった電気炊飯器の実際」を取り上げた報道に対する見解を発表した。広告などでうたっていた糖質低減率を満たしているという。
アイリスオーヤマは3月16日、国民生活センターが15日に発表した「糖質を低減できるとうたった電気炊飯器の実際」を取り上げた報道に対する見解を発表した。同社は広告などでうたっていた糖質の低減率を満たしているという。
同社は国民生活センターの報道資料にあるグラフを引用し、自社製品「RC-IJH50-W」の部分を明示。その上で、広告などでうたっていた糖質の低減率を満たしていると指摘している。
「あたかも当社製品においても広告などの表示よりも低減の割合が低いかのような報道がなされておりますが、そのような事実はございません」
アイリスオーヤマの製品も国民生活センターがテストした6製品に含まれていた。このため同センターの資料をはじめ、それを引用した記事やニュース映像にメーカー名と外観写真が映り込んでいた。
RC-IJH50-Wはアイリスオーヤマが2020年に発売した「健康サポート炊飯器」で、「米に水分を多く含ませて炊き上げることで、茶碗1杯当たりのご飯の糖質を美味しく抑えることができる」と説明していた。例えば「20%モード」で炊いた場合、水を多めに含んだご飯は糖質28%に対し水分が69.8%となり、同じ重量のご飯を食べるなら通常の炊飯(糖質37.3%、水分59.9%)に比べて糖質摂取を抑えられるという。
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