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AI開発用のスパコンをクラウド化した「DGX Cloud」、NVIDIAが法人提供 Oracle、Microsoft、Googleのクラウドと連携
米NVIDIAが、AIの開発に特化したスーパーコンピュータの性能をクラウド経由で提供する法人向けサービスを発表した。米OracleやMicrosoftと連携し、各社のクラウドサービスを通して提供する。
米NVIDIAは3月21日(現地時間)、AIの開発に特化したスーパーコンピュータ「DGX」の性能をクラウド経由で提供する法人向けサービス「DGX Cloud」を発表した。同社が提供するAI開発者向けソフトウェアなどと組み合わせることで、Webブラウザからコンピューティングリソースを利用・管理できるという。
DGX Cloudでは、各インスタンスに「NVIDIA H100」もしくは「A100 80GB Tensor Core GPUs」を8台搭載し、ノードあたり合計640GBのVRAMが利用できるマシンを提供。複数のインスタンスを1つの大規模なGPUとして使用することもできる。月単位で契約でき、料金は1インスタンス当たり月額3万6999ドル(執筆時点で約490万円)。
まずは米Oracleのクラウドサービス「Oracle Cloud」を通して提供。6月までに米Microsoftの「Microsoft Azure」で、その後すぐに米Googleの「Google Cloud」でも利用可能にするという。
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