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OpenAIのアルトマンCEO、東京を含む世界17都市で「ChatGPTやAIについて話し合う」行脚へ
「GPT-4」を手掛けるOpenAIのサム・アルトマンCEOが世界17都市を巡るツアー実施を発表した。5月か6月に東京も訪れる予定。ChatGPTへのリクエストやAGI問題を話し合う。
米OpenAIのサム・アルトマンCEOは3月29日(現地時間)、5月か6月に、同社製品のユーザーと開発者、およびAIに関心のある人々と話し合うための世界ツアーを行うとツイートで発表した。訪問予定地には東京も含まれる。
「遊びに来て、機能のリクエストやその他のフィードバックを共有してください」としている。
AGI(Artificial General Intelligence;汎用人工知能)やChatGPTがテーマになる見込みだ。アルトマン氏はAGIを「一般的に人間より賢いAIシステム」と定義する。
参加申し込みページによると、訪問するのはカナダのトロント、米のワシントン D.C.、ブラジルのリオ、ナイジェリアのラゴス、スペインのマドリッド、ベルギーのブリュッセル、ドイツのミュンヘン、英のロンドン、仏のパリ、イスラエルのテルアビブ、アラブ首長国連邦のドバイ、インドのニューデリー、シンガポール、インドネシアのジャカルタ、韓国のソウル、日本の東京、オーストラリアのメルボルンの17都市。
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