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Jリーグ、DAZNとの放映権契約を一部見直し 11年間で約2395億円 テレビ中継も増やす方向に
Jリーグは3月30日、DAZNとの放映権契約について、内容を一部見直し延長すると発表した。今後は地上波テレビで中継する試合も増やす。
Jリーグ(日本プロサッカーリーグ)は3月30日、DAZN Groupとの放映権契約を一部見直し、2023年から33年までの11年間で約2395億円という新たな放映権契約を締結したと発表した。今後は地上波テレビで中継する試合も増やすという。
契約は5年延長し、DAZNは引き続きJ1、J2、J3の試合を配信することになる。ただし両者は地上波テレビでも中継する試合を増やすことで合意した他、24年以降はJ3リーグの放映権はJリーグに帰属することになった(23年中はJ3リーグ全試合をDAZNが配信)。
Jリーグのチェアマンを務める野々村芳和さんは「新たな成長戦略に基づきJリーグがより魅力的なリーグへと成長していくために、地上波での無料の試合中継を増やしていくことが重要であることにご理解をいただきました。24年からはJ3リーグの放映形式を変更する予定です。無料放映も含めて、J3にとって最適な視聴環境を検討していきます」としている。
JリーグとDAZNは、17年に10年間で約2100億円という大型契約を発表して話題になった。しかし新型コロナウイルス感染症の拡大による試合の一時中断を受け、20年8月に12年間で約2239億円という契約の見直しを行っていた。一方、DAZNは今年1月に2度目の値上げを発表し、Jリーグのファンからも悲鳴が上がっていた。
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