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2022年、キャッシュレス決済利用額が初の100兆円超 経産省が発表 利用率も過去最高36%に
経済産業省は、2022年の国内のキャッシュレス決済額が111兆円で過去最高だったと発表した。
経済産業省は4月6日、2022年の国内のキャッシュレス決済額が111兆円で過去最高だったと発表した。21年の95兆円を超え、初の100兆円台を記録。キャッシュレス決済比率も上昇し、決済手段全体のうち36.0%を占めた。
キャッシュレス決済比率の内訳は、クレジットカードが30.4%(93.8兆円)、デビットカードが1.0%(3.2兆円)、電子マネーが2.0%(6.1兆円)、コード決済が2.6%(7.9兆円)。いずれも21年よりも利用率が上がった。
キャッシュレス決済の比率は「(クレジットカード支払額+デビットカード支払額+電子マネー支払額+QRコード決済支払額)/民間最終支出」の式から算出した。経済産業省では、キャッシュレス決済比率を25年までに4割程度にするという目標を掲げており、キャッシュレス決済比率を毎年算出・公表している。
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