eスポーツ選手の卵と共同開発した“枕”、山善が発売

山善は6日、「東京アニメ・声優＆ eスポーツ専門学校」の学生と共同開発した枕を発表した。ゲームプレイ中には肘おきやクッションになるという。

[ITmedia]

　家電メーカーの山善（大阪市西区）は4月6日、「東京アニメ・声優＆ eスポーツ専門学校」（東京都江戸川区）の学生と共同開発した枕を発表した。4月中旬からAmazonや家電量販店で販売する。

「未来のeスポーツ プロゲーマーたちと共同開発した枕」

　商品名はそのまま「未来のeスポーツ プロゲーマーたちと共同開発した枕」。下層に硬めの質感を持つ低反発ウレタンや粒綿、上層には柔らかい質感を持つ発泡ビーズやポリエステル綿を混ぜた素材を使った2層構造で、頭から首、肩支える。

　頭、首、両サイドの4ブロックに区切り、中材の偏りを防ぐ。PCやスマートフォンを長く使う人を想定し、寝ている間にきれいな姿勢を維持する形状を目指した。

　サイズは430（幅）×630（奥行き）×160（高さ）mmで、重量は約1.5kg。ゲームプレイ中には肘おきやクッションとしても使える。

製品外観。専用カバーも用意する

　山善によると、学生へのアンケートを通じて「自身にフィットする、厚みのある柔らかめの枕」が好まれ、さらにゲームプレイ中はクッションとして使用したいといったこだわりがあることが分かった。試作を繰り返し、学生に寝心地を試してもらいながら開発したという。

内部構造

仰向け、横寝、うつ伏せなど様々な姿勢でフィットする

共同開発の様子