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au、“真の5G” 5G SAサービスを4月13日から開始 ハイエンドAndroidのみ
KDDIおよび沖縄セルラーは4月11日、auユーザー向けに5G SA(スタンドアローン)サービスを4月13日から提供開始すると発表した。5G SAは、コア設備を含むすべてに5G専用設備を使い、さらなる高速大容量通信、またネットワークスライシングなどの新機能が利用できるようになる。
KDDIおよび沖縄セルラーは4月11日、auユーザー向けに5G SA(スタンドアローン)サービスを4月13日から提供開始すると発表した。5G SAは、コア設備を含むすべてに5G専用設備を使い、さらなる高速大容量通信、またネットワークスライシングなどの新機能が利用できるようになる。
5G SAの利用には、契約申し込み、対応SIMカードへの変更(手数料3850円)が必要。また対応したスマートフォンが必要だ。現在、4月20日発売予定の「Galaxy S23」「Galaxy S23 Ultra」の2機種が対応しており、そのほかGalaxyシリーズ、Xperiaシリーズの既存モデル計6機種がソフトウェアアップデートで対応する。
5G SAは、ドコモが2022年8月24日からハイエンドAndrodスマートフォンとモバイルルータ向けに提供中。KDDIはこれまで法人向けのみの提供だった。またソフトバンクは、3月28日からiPhone/iPad向けに5G SAサービスを開始している。
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