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金融スタートアップのブルーモ、8億円調達 長期投資専用のアプリを夏リリース
金融スタートアップのブルーモ・インベストメントは4月18日、シードラウンドとして総額8億円の資金調達を行ったと発表した。長期資産形成に特化した証券会社を設立し、夏までに米国株やETFをアプリで取引できるサービスを提供する計画だ。
金融スタートアップのブルーモ・インベストメント(東京都中央区)は4月18日、シードラウンドとして総額8億円の資金調達を行ったと発表した。長期資産形成に特化した証券会社を設立し、夏までに米国株やETFをアプリで取引できるサービスを提供する計画だ。
開発中のサービス名は「Bloomo」。自分の好きな米国株やETFを選び、配分を設定することでオリジナルポートフォリオを作成できる。口座に入金すると、その配分に従って自動的に買付が行われる。
ユーザーが作成したポートフォリオは、互いに公開され、コピーして利用できる。ウォーレン・バフェット氏のような著名投資家の公表ポートフォリオもコピーできるという。また、ユーザー同士が世界経済や米国市場について意見交換できる機能も用意する。
Bloomoは当初招待制で、ウェイトリスト登録者にプレローンチのタイミングで先行提供される。
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