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freee、SaaS管理のWhy社を子会社化 情シス管理領域に進出
freeeは4月19日、Why社を完全子会社化すると発表した。Whyのアカウント管理のプロダクトやノウハウを取り込み、従業員データ管理機能、さらに人事労務領域サービス全体の強化を目指す。
freeeは4月19日、情報システム部向けの作業自動化ツール「Bundle」を提供しているWhy社(東京都渋谷区)を完全子会社化すると発表した。6月1日に子会社化を完了する。Whyのアカウント管理のプロダクトやノウハウを取り込み、従業員データ管理機能、さらに人事労務領域サービス全体の強化を目指す。
Whyは2021年4月設立。BundleではSaaSにおける、アカウント開設や棚卸しなどを自動化する機能を提供しており、現在130以上のSaaSと連携している。
freeeは株式交付制度を使い、約11.7億円相当でWhyの全株式を取得する。
SaaSが普及する中で、企業が導入するSaaSの数は増加。管理を行う情報システム部の負担は高まり続けている。情シス向けのSaaSを管理するサービスは、ジョーシスやメタップス、マネーフォワードも提供している。
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