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マイナカードを発行しないとどうなる?:マイナンバーカードQ&A(1/2 ページ)
マイナンバーカードを利用すると便利になるといったメリットは増えているが、現在マイナンバーカードの発行は義務ではない。では、このまま発行しないとどうなるのだろうか。
申請数が9600万を超えたマイナンバーカード。多くの人が持つカードになった一方、その取扱については、よく知られていないことも多い。マイナンバーとマイナンバーカードの素朴な疑問について、マイナンバー制度やマイナンバーカード、マイナポイント事業に造詣が深い野村総合研究所の冨田勝己氏に聞いた。
申請数が9600万を超えたマイナンバーカードは、4月16日時点で人口に対する普及率が76.6%と、4人に3人が持つようになった。逆にいえば、4人に1人は何らかの理由で申し込んでいない。
2022年1〜2月にデジタル庁が実施した調査によると、未取得の理由のトップは「情報流出が怖いから」(35.2%)だった。そこに「申請方法が面倒」(31.4%)、「メリットを感じない」(31.3%)と続く。
国家公務員に限ってみると、取得率は84.2%に達しているものの、取得していない理由のトップは「情報流出が怖いから」(37.5%)となっているのは皮肉にも感じられる。
マイナンバーカードを利用すると便利になるといったメリットは増えているが、現在マイナンバーカードの発行は義務ではない。では、このまま発行しないとどうなるのだろうか。
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