ラクすぎて泣いた! 確定申告の医療費計算、マイナポータルなら“一瞬”で終わる(1/2 ページ)
確定申告が今年から楽になる。その1つが、所得控除の対象になる医療費の集計だ。マイナンバーカードとスマートフォンを持っていれば、年間の医療費(保険診療分)を“一瞬”で算出できるようになった。
2022年分の確定申告期間が2月16日に始まった。会社員なら医療費控除やふるさと納税額の集計、筆者のようなフリーランスなら収入・経費の集計など、地道な作業に気が滅入る季節だ。
ただ、今年から楽になることもある。その1つが、所得控除の対象になる医療費の集計だ。昨年までは、医療機関の領収書から一つ一つ記帳して合計する――といった手間がかかっていたが、マイナンバーカードとスマートフォンを持っていれば、年間の医療費(保険診療分)を“一瞬”で算出できるようになった。
手順と注意点を解説しよう。
わずか数分で医療費が!
用意するのは「マイナポータル」アプリ(最新版)をインストールしたスマートフォンと、マイナンバーカード、4ケタのパスワード(利用者証明用電子証明書用パスワード)だけ。
マイナポータルを初めて使うなら利用登録からスタート。アプリでパスワードを入力し、スマートフォンにマイナンバーカードをかざして認証した後、メールアドレスを認証すれば登録完了だ。
いったん登録が終われば、アプリの「ログイン」をタップしてパスワードを入力し、マイナカードをかざしてログインすれば、マイナポータルのサービスを利用できる。
年間の医療費を確認するには、「サービス一覧」から「わたしの情報」「健康・医療 医療費通知情報」を選び、期間を指定(確定申告に必要な場合は22年1月〜12月)して少し待つと……年間の窓口負担額の合計、病院名と支払日時などの明細を確認できる。
ログインから年間医療費合計の表示まで、わずか数分。感激した。毎年、数時間かけて行ってきた憂鬱(ゆううつ)な作業が、一瞬で終わったからだ。
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