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フリーランスの過半数が「AIは仕事に良い影響」 4人に1人がすでに活用 GMO子会社調査
AIが仕事を奪うなどの懸念もささやかれる中、多くのフリーランスはChatGPTなどのAIの進歩を歓迎している様子だ。
AIが仕事を奪うなどの懸念もささやかれる中、多くのフリーランスはChatGPTなどのAIの進歩を歓迎している様子だ。
GMOインターネットグループ傘下のGMOクリエイターズネットワーク(東京都渋谷区)が行った調査によると、「AIの進歩は自身の仕事にどんな影響を及ぼすと思うか?」という質問に対し、56.1%が「良い影響を及ぼすと思う」と回答した。
彼らがAIに期待しているのは業務効率化やキャリアの拡大だ。どんな影響を期待するか聞いたところ、73%が「仕事をする時間が減る(業務効率化できる)」と回答した。また50.4%が「新しいジャンルの仕事にトライできる」と答えた。
一方「良くない影響を及ぼす」とした12.5%の人に、どんな影響を想定するか聞くと、「AIに仕事を奪われて、仕事の量や収入がダウンする」(65.8%)が最も多かった。
実際のAIの活用状況としては、25.6%が「している・したことがある」と回答した。具体的には、「メルマガやバナーの文章作成(Webデザイナー)」「プログラミングのサポート(ITエンジニア)」「デザイン業務の際のブレインストーミング(コンサルタント)」などがあがった。
本調査は4月6〜12日にかけて、GMOクリエイターズネットワークが運営する金融支援サービス「FREENANCE byGMO」のユーザー633人に対して、インターネット上で行った。
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