ゲームフリーク、新規アクションアドベンチャー開発に向け米Private Divisionと提携 コンセプト画像を公開
「ポケットモンスター」シリーズで知られるゲームフリークがPrivate Divisionと提携。コードネーム「Project Bloom」と呼ばれる新規IPのアクションアドベンチャーゲームを開発する。
「ポケットモンスター」シリーズで知られるゲームフリークは5月10日、コードネーム「Project Bloom」と呼ばれる新規IPのアクションアドベンチャーゲームで米国のゲームパブリッシャー・Private Divisionと提携すると発表した。
ゲームは開発の初期段階にあり、2025年4月から26年3月の発売を目指している。発表と同時に公開したコンセプトアートでは、巨木が並ぶ森の中に笠を被った人物がたたずんでいる姿を描いた。
ゲームフリークでディレクターを務める古島康太氏は「これまでのゲームフリーク作品とはトーンの異なる新規IPを制作できることにとても興奮している」としている。
ゲームパブリッシャーは流通を担うだけではなく、ゲームの企画開発から販売、宣伝まで深く関わる。Private DivisionのMichael Worosz代表は「私たちはゲームフリークのポテンシャルを引き出す手伝いをする準備ができている。ダイナミックな新規IPを市場に提供するため、この並外れた才能と実績のあるチームと手を取り合うパブリッシャーとなれることを光栄に思う」とした。
ゲームフリークは全世界でシリーズ累計2億9700万本(22年3月時点)を販売したポケットモンスターシリーズの開発元で、近年は新規タイトルの開発にも積極的に取り組んでいる。
一方のPrivate Divisionは、Take-Two Interactive Softwareのレーベルの1つ。レーベル内にRoll7やIntercept Gamesといった社内デベロッパーを抱える“開発系”パブリッシャーだという。
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