「反応率の高い営業文」クリック率で分析 文字数少なく簡潔な傾向
営業支援ツール「FutureSearch」を運営するFUTUREWOODS(東京都文京区)は、「反応率の高い営業文」に関する調査レポートを発表した。反応率の「高い」営業文は、「低い」営業文と比較し、平均文字数が少なくより簡潔に書かれている傾向があることが分かった。
営業支援ツール「FutureSearch」を運営するFUTUREWOODS(東京都文京区)は、「反応率の高い営業文」に関する調査レポートを発表した。反応率の「高い」営業文は、「低い」営業文と比較し、平均文字数が少なくより簡潔に書かれている傾向があることが分かった。
反応率の「低い」営業文の平均文字数が725文字であるのに対し、「高い」営業文の平均文字数は628文字と100文字ほど少なくなった。同社は、簡潔な営業文にすることで、受け取り側が読みやすくなり、反応率の向上に繋がっていると推測している。
文末に「ビジネスメールのような署名」を記載している営業文の数を調査すると、反応率の「高い」営業文は「低い」営業文と比べ、署名を記載しない傾向があった。反応率の「高い」営業文では、文末に署名を記載する代わりに面談の希望日程や返信方法を記載し、「よろしくお願いします」といった文言で締められる営業文が多いことが分かった。
営業文の中に記載されているURLの数においても、反応率の「高い」営業文は「低い」営業文と比較すると少ない傾向があった。また、反応率の「低い」営業文では、URLの上にクリックを促すためにURLを強調する傾向があることが分かった。
調査は、「FutureSearch」利用企業から抽出した300社のうち、お問い合わせフォーム営業の反応率の高い上位30社と下位30社を比較して行った。調査期間は、2022年4月1日〜2023年3月31日。
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