「もう遊びじゃない」 現代版ベーゴマ「ベイブレード」がスポーツに進化 専用アプリでオンライン対戦も
タカラトミーは17日、現代版ベーゴマ「ベイブレード」をスポーツへ進化させると発表した。大会の開催やスマートフォン連携など様々な施策で盛り上げる。
タカラトミーは5月17日、現代版ベーゴマ「ベイブレード」をスポーツへ進化させると発表した。7月に投入する「BEYBLADE X」を機に、今後は大会の開催やスマートフォン連携など様々な施策で盛り上げる狙い。
BEYBLADE Xは、コマの軸に付いているギヤとスタジアムのレールがかみ合うことで加速する「Xダッシュ(エクストリームダッシュ)」が新しい。高速でスタジアム内を移動するコマが相手を弾き飛ばす。
プレイヤーには、ギアのセッティングからタイプ相性や組み替えの知識などが求められる。「心技体すべてが必要となるベイブレードは、プレイヤー自身が楽しむだけでなく、観客をも魅了するスポーツに進化した」(タカラトミー)。
大会は小学生限定の「レギュラークラス」、中学生以上の「ジュニアクラス」、小学生以上であれば誰でも参加できる「マスターズクラス」でそれぞれ頂点を決定する。中でも「マスターズ大会」はベイブレードの頂点として、「豪華な副賞」を用意するとしている。
BEYBLADE Xの第1弾は、コマとランチャーのセット(1980円)、ランチャーに取り付けてシュートパワーを計測するデバイス「ベイ バトルパス」(3300円)など12種。7月15日から販売する。
スマホアプリでオンライン対戦も
ベイ バトルパスは専用スマートフォンアプリ「BEYBLADE X -ベイブレードエックス」(無料)と連携し、計測したシュートパワーやシュート回数を記録する。この数値を使ったオンラインの「デジタルベイバトル」などが楽しめる。
さらにアプリ上でカスタムしたベイブレードを使い、全国のプレイヤーとオンラインでバトルする機能をアップデートで実装する予定だ。
ベイブレードは、ベーゴマを現代風にアレンジした男児向けのおもちゃ。1999年に登場し、これまでに世界80以上の国と地域で累計5億2000万個以上を販売した。2024年に発売25周年を迎える。
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