ニュース
「SORA-Q」実物大RCモデル登場 変形ギミックそのまま、カメラ映像見てスマホ操作できる
タカラトミーは、JAXAやソニーグループなどと共同開発した小型の月面探査ロボット「SORA-Q」の1分の1スケールRCモデル「SORA-Q Flagship Model」を発表した。9月2日に発売する。
タカラトミーは4月13日、JAXAやソニーグループなどと共同開発した小型の月面探査ロボット「SORA-Q」の1分の1スケールRCモデル「SORA-Q Flagship Model」を発表した。2万7500円で9月2日に発売する。
月に行く機体と同じ直径約8cm。変形ギミックや移動時の動き(バタフライ、クロール走行)も再現した。
専用のスマホアプリを使い、リモートで前後左右の移動や変形を指示する。本体のカメラ映像をスマホの画面に映せるため、直接は見えない場所からでも自在に操作できる。
アプリでは撮影した画像などを「探査記録」として蓄積できる他、JAXAが保有する月の画像を使用した月面探査の疑似体験なども可能。タカラトミーによると「月や宇宙飛行士に関する知識を得られる仕様になっている」という。
漫画「宇宙兄弟」とのコラボモデル(3万3000円)も同時に発売する。価格は3万3000円。
関連記事
- 民間初の月面着陸、早ければ26日に 「舞台はそろった」とアイスペース
月面探査プログラム「HAKUTO-R」の月着陸船が最短で26日の午前1時40分に月面に着陸する。成功すれば民間初の月着陸となる。 - 宇宙を9カ月も旅した「アマビエ」、黄色くなって帰還
Space BDは12日、国際宇宙ステーションと一緒に約9カ月間にわたり宇宙を旅した「アマビエ」が地球に帰還したと発表した。宇宙線や紫外線を浴びて黄みがかっていた。 - 変形する月面探査ロボット「SORA-Q」、22年度中に2度も月へ
タカラトミーは15日、開発中の変形型月面探査ロボットがJAXAの月着陸実証機「SLIM」(スリム)に搭載され、2022年度中に月面でのデータ収集を行うと発表した。愛称は「SORA-Q」(ソラキュー)に決まった。 - 民間初の月着陸へ 国内ベンチャー開発の月着陸船が打ち上げ成功
月面資源開発に取り組むスタートアップispace(東京都中央区)は、SpaceXのロケット「Falcon9」に同社が開発したランダー(月着陸船)の打ち上げに成功したと発表した。 - ひたすら笑うぬいぐるみ「みんなワロタ」4月発売 笑い声の主は“有名声優”
タカラトミーは1日、お腹をくすぐると笑い出すぬいぐるみ「みんなワロタ」を発表した。見ている人の笑いを誘うという。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.