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「無いぞ、知名度」のSCSK、生成AIを全社導入 新規事業の創出など目指す

SCSKが、生成AIの全社導入を発表した。「Azure OpenAI Service」を使って構築したチャットAI「SCSK Generative AI」を活用。業務効率化や新事業の創出に役立てるという。

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 「無いぞ、知名度」をキャッチコピーにしたテレビコマーシャルで知られるシステムインテグレーターのSCSKは5月22日、生成AIの全社導入を発表した。大規模言語モデル「GPT-4」などをMicrosoftのクラウドで使える「Azure OpenAI Service」を使って構築したチャットAI「SCSK Generative AI」を活用。業務効率化や新事業の創出に役立てるという。

 SCSK Generative AIは全ての社員が、社内ネットワークからアクセス可能。入力した情報が二次利用や第三者に提供されない仕組みも整えたという。まずは管理部門での利用を推進し、ノウハウを蓄積。将来は生成AIを使い、顧客の課題解決を目指す。

 日本企業による生成AI活用を巡っては、パナソニックが同様にAzure OpenAI Serviceを活用したチャットAI「PX-GPT」をグループ全社員に展開。みずほフィナンシャルグループや三井住友フィナンシャルグループも導入・活用の検討を始めている他、ベネッセホールディングスも社内チャットAI「Benesse GPT」の活用を発表している。

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