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「ストリートファイター」最新作は「Microsoft Azure」活用
格闘ゲームシリーズ最新作「ストリートファイター6」の提供に米Microsoftのゲーム開発向けバックエンド支援サービス「Azure PlayFab」が使われていることが分かった。
カプコンが6月2日に発売する、格闘ゲーム「ストリートファイター」シリーズ最新作「ストリートファイター6」。同作の提供に、米Microsoftのゲーム開発向けバックエンド支援サービス「Azure PlayFab」が使われていることが分かった。先行配信中の体験版や、5月22日午後4時まで実施していたオープンβテストのクレジット画面から明らかになった。
ストリートファイター6はPlayStation 5、PlayStation 4、Xbox Series X|S、PC(Windows)向けに提供予定。自分だけのキャラクターを作成し、世界各地を巡りながら育成していく「ワールドツアー」など、他プレイヤーと3D空間上でコミュニケーションできる「バトルハブ」といった新モードを特徴としている。カプコンは過去にも、「バイオハザード」シリーズのポータルサイト「RESIDENT EVIL.NET」にAzureを活用している。
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