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DeepL翻訳、「です・ます」「だ・である」の切り替えが可能に
AI翻訳サービス「DeepL」のPro版で、外国語から日本語に翻訳した際、です・ます調(敬体)と、だ・である調(常体)が選べるに。
ドイツDeepLは、AI翻訳サービス「DeepL」のPro版で、外国語から日本語に翻訳した際、です・ます調(敬体)と、だ・である調(常体)を選べるようにした。
翻訳のページで外国語から日本語に翻訳し、翻訳結果のウィンドウ右上のドロップダウンメニューから「敬体(です・ます調)」「常体(だ・である調)」「自動」から一つ選ぶと、訳文の語調が瞬時に切り替わる。
動詞の語尾(だ・である/です・ます)の他、代名詞、敬語の有無、名詞の接頭辞を調整する。
例えば「The headquarter of DeepL is located in Cologne.」を日本語にする場合、敬体なら「DeepL社の本社はケルンにあります。」、常体なら「DeepL社の本社はケルンにある。」と翻訳する。
DeepLが対応するほとんどの言語からの翻訳で利用できるが、韓国語は今後対応する。
同社は2020年5月から、フランス語、オランダ語など8カ国語で、敬称と親称を切り替える機能を提供している。
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