iPad版「Final Cut Pro」配信開始、タブレットで本格動画編集 音楽制作「Logic Pro」も(2/2 ページ)
米AppleがiPad用動画編集アプリ「Final Cut Pro for iPad」と音楽制作アプリ「Logic Pro for iPad」の配信を開始した。サブスクリプション仕様で、月額700円か年間7000円のプランを選べる。
「Logic Pro」もiPadに最適化
Logic Pro for iPadはA12 Bionicチップ以降のiPadで利用可能。マルチタッチジェスチャーを使うことで、ソフトウェア音源の演奏やコントロールを自然に操作できる他、ピンチして拡大、スワイプしてスクロールなどが可能。Plug-in Tilesにより、簡単にサウンドを形作ることができるという。
100以上のプロ向け音源とエフェクトプラグインを内蔵している他、Audio Unit機能拡張により、対応する他社製プラグインを追加可能。タイミングとピッチのモーフィングを実現する「Beat Breaker」プラグインにより、スワイプやピンチでサウンドを一新したりシャッフルしたりできるという。サンプル操作音源「Sample Alchemy」も搭載する。
ミキサー機能も強化されており、チャンネルストリップ、ボリュームフェーダー、パンコントロール、プラグイン、センド、正確なオートメーションがそろった、フルスペックのミキサーを謳う。Multi-Touch機能により、一度に複数のフェーダーを移動できるほか、ミキサーメーターブリッジによりトラックレベルの概要をすばやく確認することも可能としている。
その他、iPadに内蔵されているマイクを使い、音声や楽器の録音を取り込みが可能。Apple Pencilにも対応し、詳細なトラックオートメーションを描ける他、Smart Keyboard FolioやMagic Keyboardでキーコマンドも活用できる。
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