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「ニフクラ レンタルサーバー」2024年にサービス終了 他社への乗り換えを呼び掛け
レンタルサーバ「ニフクラ レンタルサーバー」が2024年3月31日に終了する。運営元は、さくらインターネットが提供するレンタルサーバなど他社サービスへの乗り換えを推奨している。
富士通クラウドテクノロジーズは5月24日、レンタルサーバ「ニフクラ レンタルサーバー」を2024年3月31日に終了すると発表した。ユーザーに対しては、さくらインターネットが提供するレンタルサーバなど他社サービスへの乗り換えを推奨している。
ホスティングサービス「ホスティングサービス スタンダードプラン」や、これらのオプションサービスも終了する。24日時点で新規の販売、他社からの転入などは終了済み。24年3月31日に全機能を終了し、翌日からユーザーの全データを削除する。
ユーザーに対しては移行作業には1〜2カ月かかることから、余裕をもって他社サービスに乗り換えるよう案内している。公式サイトでは他社に乗り換えるときの流れを説明した資料を公開している他、移行支援を手掛ける事業者も紹介している。
富士通クラウドテクノロジーズはサービス終了日までに解約の手続きを終えることも呼び掛けている。解約しなかった場合、3月31日に契約は解消となる。その場合でも、月額料金は通常通り全額支払う必要がある。
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