ニュース
ピクシブ、「BOOTH」に通報機能 実写ポルノや露骨な性描写、権利侵害などの問題を報告可能に
ピクシブが「BOOTH」の販売ページに、問題のある商品を通報するボタンを追加した。露骨な性描写や著作権侵害がある場合の他、過度な露出のある写実的な作品など報告理由を指定して通報する仕組み。
ピクシブは6月13日、作品販売サイト「BOOTH」の販売ページに、問題のある商品を通報するボタンを追加した。露骨な性描写や著作権侵害がある場合の他、過度な露出のある写実的な作品など報告理由を指定して通報する仕組み。
商品名のすぐ下にあるアイコンをクリックすると「問題を報告」ボタンが表示される。報告理由を「修正のない性器の露骨な描写や結合部分の具体的描写等がある商品」「自身の著作権、意匠権等の知的財産権、その他の権利を侵害する商品」など9項目から選んで通報できる。必要があれば詳細の自由記述も可能。報告にはログインが必須。
報告後、具体的にどのような対応をとるかは公開していない。
BOOTHでは2022年12月に、性的な実写作品や写実的な作品、レイプ描写、人体の非合法的な切断が含まれる作品などの出品を禁止。23年5月にはAI生成作品を出品するショップの全作品を検索結果に掲載しないという対応を発表している。
関連記事
- BOOTHがAI対策を公開 独自性のない作品は検索結果に載せない 人でもAIでも
ピクシブが、作品販売サイト「BOOTH」におけるAI生成作品への対応方針を発表。人が作ったかAIが作ったかを問わず、他作品と差別化できていない作品は、検索結果から除外するとい。 - 「児ポ」「獣姦」──pixivの一部サービスで規制強化、対応なければアカ停止も ユーザーからは批判相次ぐ
ピクシブが運営する「BOOTH」「pixivFANBOX」「pixivリクエスト」など、決済をともなうサービスについて、共有の利用規約の改定を12月15日に実施する。禁止されている取引の明確化を目的としたもので、11月下旬に新しい利用規約を公開する。 - ピクシブ、BOOTHなどで「実写・直接の被害者が実在しうる作品」を禁止に 新規約の詳細を公開
ピクシブは、同社が運営する決済機能を持つサービスの規約変更について、内容の詳細を公開した。実写または実写に近い写実的な表現などが禁止になる。 - 「切腹を言い渡されました」──3DCG投稿者にピクシブからアカウント停止の事前連絡が届き始める
pixivFANBOXの一部ユーザーが「ピクシブから警告が来た」と報告し始めた。問題のある投稿があるためアカウントを停止するという内容で、主に3DCG作品を投稿しているユーザーが受け取っている。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.