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Oracle、生成AI開発へ クラウドサービスに組み込み
米Oracleが生成AIサービスを開発・提供する計画を発表。AIスタートアップと協業し、自社のクラウドサービスに生成AIを組み込むという。
米Oracleは6月13日(現地時間)、生成AIサービスを開発・提供する計画を発表した。カナダのAIスタートアップCohereと連携。Cohereがクラウドサービス「Oracle Cloud Infrastructure」(OCI)でトレーニングしたLLM(大規模言語モデル)を、OCIの各種サービスに組み込むという。
例えば財務会計や顧客管理の機能をまとめた「Oracle NetSuite」や、人材管理やプロジェクト管理の機能をまとめた「Oracle Fusion Cloud Applications」といったサービスに生成AIを組み込み、ユーザーの意思決定を支援するという。データベースサービスにも生成AIに関する機能を追加する予定。ユーザー自らがモデルを改良できる仕組みも整えるという。
個人情報や機密の管理については「ユーザーがデータの完全なコントロールと所有権を持つ」「データの出どころや系統にアクセスするツールも提供する」(同社)としている。ただし、開発・提供の具体的なスケジュールは明らかにしていない。
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