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スズキ、「空飛ぶクルマ」開発元に工場を提供 2024年春ごろから製造開始
スズキが「空飛ぶクルマ」の製造を手掛けるSkyDriveとの協力に合意。2社はスズキグループが静岡県内に保有する工場を活用し、2024年春ごろから空飛ぶクルマの製造開始を目指す。
スズキは6月20日、「空飛ぶクルマ」の製造を手掛けるSkyDrive(東京都新宿区)との協力に合意したと発表した。2社はスズキグループが静岡県内に保有する工場を活用し、2024年春ごろから空飛ぶクルマの製造開始を目指す。
SkyDriveが今後設立する、空飛ぶクルマの製造に携わる完全子会社の人材確保にも協力するという。協力の詳細な条件は後日取り決める。
SkyDriveはNECやスズキ、関西電力などが出資するベンチャー企業。航空機やドローンのエンジニアが集う有志団体「CARTIVATOR」のメンバーを中心に、18年に発足した。25年開催の大阪万博でのサービス化を当面の目標としており、JAXAなどとも共同で研究を進めている。スズキとは、22年3月にも技術連携を発表していた。
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