ニュース
「マイナポイント別人に付与」計172件 原因最多は「ログアウト漏れ」 総務省発表
マイナポイントが別人に付与された問題をめぐり、総務省が全自治体に調査したところ、131自治体・172件で誤付与があったことを確認した。
総務省は6月20日、マイナポイントが別人に付与された問題をめぐり、全自治体を対象に調査したところ、131自治体・172件で誤付与があったことを確認したと発表した。
原因として最も多かったのは、自治体窓口の端末で、前の人がログアウトを忘れたまま次の人が操作する「ログアウト漏れ」で、136件あった。
調査は5月26日〜6月2日にかけて実施。誤ひも付け問題について、総務省が把握していた以外の事案をカバーするために行った。
関連記事
- 相次ぐマイナカード関連ミス デジタル庁がFAQページ公開 問題の原因や問い合わせ先を説明
デジタル庁は、マイナンバーカード関連サービスにおけるミスや不具合が相次いでいる問題を受け、よくある質問と回答をまとめたFAQページを公開した。問題発生の原因や情報の確認方法、問題を見つけた場合の問い合わせ先などについて案内している。 - 今度はマイナポータルで公金受取口座の誤登録 福島市で4件発生 デジタル庁「登録済み口座を総点検する」
デジタル庁は、マイナポータルから設定できる公金受取口座の登録にミスがあったと発表した。自治体の支援窓口にて、他人のアカウントに預貯金口座を誤登録してしまう事例が複数発生したという。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.