マスクとザッカーバーグ、勝負の舞台は“リング上”に? 試合場所はベガス ザックはブラジリアン柔術使い
MetaがTwitterの競合サービスを開発中といううわさが、Twitterオーナーのマスク氏とMetaのザッカーバーグCEOの格闘試合の相談にまで発展している。柔術にハマっているザッカーバーグ氏は本気のようだ。
Twitterのオーナー、イーロン・マスク氏(51)のツイートに米Metaのマーク・ザッカーバーグCEO(39)がInstagramで反応し、2人のケージマッチ──ケージ(金網)で囲った闘技場で1対1で闘うこと──が実現しそうな様相を呈している。
事の始まりは、マスク氏のフォロワーが6月20日(現地時間)、MetaがTwitterの競合になり得るサービスを準備中だといううわさをツイートしたことだった。このうわさは、米The Vergeが9日、Metaの全社会議の録音に基づいて報じたものだ。
このツイートにマスク氏が「地球はザック(ザッカーバーグ氏)の言いなりになるのが待ちきれないだろう」などとツイートし、それに別のフォロワーが「イーロン、気をつけて。彼はブラジリアン柔術にハマっているそうだから」とリプライ。これに対してマスク氏が「それなら、彼とケージマッチをするよ(笑)」とリプライした。
ザッカーバーグ氏はこのやり取りにTwitter上で反応するのではなく、MetaのSNSのInstagramのストーリーズにこのやり取りのスクリーンショットの上に「(試合の)場所を送って」と書いた画像を投稿した。
この応酬を紹介したThe Vergeのアレックス・ヒース記者のツイートにマスク氏は「ベガス、オクタゴン」とリプライした。つまり、ラスベガスにあるUFCの試合場を指定した。
それに続けて、「私は“セイウチ”というすごい得意技を持っている。相手の上にただ横たわって何もしないというものだ」とツイートした。
ザッカーバーグ氏は本格的にブラジリアン柔術のトレーニングをしており、5月には大会でメダルを獲得したとFacebookに投稿した。
The Vergeによると、ザッカーバーグ氏は本気のようだが、マスク氏が本当に受けて立つかどうかは不明だ。
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