ニュース
GoogleのチャットAI「Bard」に新機能 回答のシェア、文章の読み上げなど
米Googleが「ChatGPT」のようなチャットAI「Bard」に複数の新機能を追加した。会話を外部にシェアできるURLの発行が可能になった他、回答のテキストを音声で読み上げてもらえるようになった。
米Googleは7月13日、AIチャットサービス「Bard」に複数の新機能を追加した。会話ログをシェアできるURLの発行や、テキストの読み上げができるようになった。
AIの回答の下部にあるボタンを押すとシェア用のURLを発行できる。読み上げ機能は回答の右上にあるスピーカーアイコンを押すと利用可能。日本語での読み上げにも対応している。
さらに、見返したい会話をピン止めしたり、タイトルを設定したりして後から確認しやすくする機能、AIを使って生成したコードを統合開発環境「Replit」に出力する機能も追加した。
予告していた画像検索ツール「Googleレンズ」との連携機能も実装。画像をアップロードして分析してもらうことも可能になった(英語のみ)。また、対応言語にアラビア語、ドイツ語、ヒンディー語などのを追加。サポートする言語や追加した新機能の一覧は公式ブログから確認できる。
関連記事
- “ChatGPT情報漏えい”対策 社員のAI入力をチェック フィルタリング製品「i-FILTER」新機能
フィルタリング製品「i-FILTER」に、ChatGPTなど生成AIに入力した内容を確認したり、アラートを出したりできる「AIチャットフィルター」機能が実装へ。 - Google I/O 2023基調講演まとめ
Googleが5月10日に開催した年次開発者会議「Google I/O」で発表されたことを時系列にまとめた。約2時間20分という例年より長いイベントでは主にAIの取り組みについて語られた。 - Googleの生成型AI「Bard」、コード生成とデバッグ可能に 20言語をサポート
Googleは生成型AI「Bard」にコーディング支援機能を追加した。JavascriptやPythonを含む20以上の言語に対応する。Google Colabへのエクスポートやスプレッドシート関数作成も可能だ。 - GoogleのAI「Bard」からAdobeのAI「Firefly」で画像生成可能に 画像の来歴管理など「クリエイター中心」
Adobeの生成AI「Firefly」がGoogleのチャットAI「Bard」と連携。Bardにテキストを入力すると、Fireflyで画像を生成できるようにする。画像の来歴を管理する機能も。 - 最新記事も理解する……けど自信過剰? Google Bardの日本語版を使ってみた
米Googleがチャット型AI「Bard」の日本語対応を発表した。現在、サイトにアクセスすれば、すぐに使えるようになっている。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.