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Twitter、認証済みクリエイターへの広告収入分配を開始
Twitterは、クリエイター広告収益分配プログラムを開始した。既に何人かのユーザーが分配を受けており、例えば人気右翼アカウントEnd Wokenessは1万419ドル分配を受けたとツイートした。
Twitterは7月13日(米国時間)、クリエイター広告収益分配プログラムを開始したと発表した。クリエイターであると認証されたユーザー(要件は後述)は、ツイートに対するリプライに表示される広告からの収入の分配を得られるようになった。
現在、一部のクリエイターで試験的に分配を実施しており、“間もなく”申請手続きを開始する予定としている。
クリエイター広告による収益分配の要件は以下の通り。
- Twitter BlueあるいはVerified Organizationに登録
- 過去3カ月間の投稿のインプレッションが少なくとも500万回
- Twitter(の人間)による審査
- Stripeのアカウント(分配はStripeで行う)
- ポリシーの順守
また、暴力的なコンテンツなど、コンテンツの収益化に関する基準を満たさないツイートは収益化の対象にならない。
この取り組みについては、Twitterのオーナー、イーロン・マスク氏が2月に予告していた。同氏は6月には、最初の支払いは総額500万ドルになるとツイートした。
既に分配を受けているクリエイターもいる。例えば130万人のフォロワーを持つ人気右翼アカウントEnd WokenessはTwitterから1万419ドル分配を受けたとツイートした。
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