ニュース
弁護士ドットコム、生成AIで弁護士向けリサーチ支援 2024年には文書作成支援も
弁護士ドットコムは7月26日、生成AIを活用した弁護士向け実務サービス「Copilot for lawyers」の第1弾として、弁護士向けリサーチ支援サービスを今秋から提供開始すると発表した。
弁護士ドットコムは7月26日、生成AIを活用した弁護士向け実務サービス「Copilot for lawyers」の第1弾として、弁護士向けリサーチ支援サービスを今秋から提供開始すると発表した。
「Copilot for lawyers」は、弁護士のリサーチ支援とドキュメンテーション作成支援を目的としたサービス。弁護士がクリエイティブな業務に集中できる環境を提供することを目指す。
秋に始める弁護士向けリサーチ支援では、弁護士業務の中でも特に時間と手間のかかるリサーチ業務を生成AIによって効率化するとしている。
同社は、あらゆるリーガル情報を学習させてリーガル領域に特化させたバーティカルLLM(大規模言語モデル)の実現を“リーガルブレイン構想”として掲げている。
2023年12月には第2弾プロダクト、2024年3月には第3弾となるドキュメンテーション支援のプロダクトの公開を予定している。これらの開発・運営と並行して、企業法務の実務における検証も行い、事業拡大に向けた取り組みも進める。
関連記事
- LegalForce、「LegalOn Technologies」に社名変更 AI契約書レビューの米国展開、勝算は?
LegalForceは12月1日、社名を「LegalOn Technologies」(LegalOn)に変更した。同社は米国での事情展開を進めており、米国事業とブランド名を統一するのが目的だ。 - 「法務格差なくしたい」 AIで起業した現役弁護士の挑戦
AIによる契約書レビューサービスを提供する現役弁護士。多くのスタートアップを法務支援する中で感じた課題とは。 - AI契約書レビューはどこまで使える? 法務SaaS完全理解マニュアル LegalForce&GVA assist編
今回はAI契約書レビューについて取り上げる。AI契約書レビューシステムに関して「違法の可能性がある」という見解が示されたことを受け、一部報道においてはまるで違反であるかのような伝え方がなされた。この点も今回解説していく。 - AI契約レビューの未来はどうなる? 業界トップ、LegalOn Technologies社長が目指すもの
AI契約レビューSaaSを提供するLegalOn Technologiesの角田望社長に、同社創業の経緯からAI契約レビューの未来まで、考えを聞いた。 - どっちが便利? 法務SaaS完全理解マニュアル クラウドサイン vs. DocuSign編
近年リーガルテックと呼ばれる法務関連SaaSが盛り上がりを見せている。今回は電子契約、AI契約書レビュー、契約書の作成と管理の3つの分野で各2つ、合計6つのSaaSを取り上げる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
本記事は制作段階でChatGPT等の生成系AIサービスを利用していますが、文責は編集部に帰属します。