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警視庁、メタバースでサイバーセキュリティ訓練 DNPのサービス採用
警視庁サイバーセキュリティ対策本部がメタバース上で行う、サイバーセキュリティに対する危機管理訓練などをDNPが受託。
大日本印刷は7月26日、警視庁サイバーセキュリティ対策本部がメタバース上で行う、サイバーセキュリティに対する危機管理訓練などを受託したと発表した。2024年1月からサービスを提供する。
セキュリティインシデントが発生した際を想定し、警視庁職員を中心とした受講者が、迅速・適切な対応方法を、メタバース上の訓練で学ぶ。
また、DNPがAKIBA観光協議会と運営するメタバース「バーチャル秋葉原」上に警視庁サイバーセキュリティセンターを設置し、サイバーセキュリティの認知啓発を図るコンテンツを発信する。
DNPグループが運営する、インシデントに対処する人材を育成する「サイバーナレッジアカデミー」のノウハウを活かして訓練を支援する。
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