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ゲームブランド「Key」のビジュアルアーツ、中国Tencent子会社に 社長が歳を取ったため
ビジュアルアーツが株式譲渡により中国Tencentの子会社になる。馬場隆博社長は報告ブログで、健康ながら自身が「いつ何があってもおかしくない年齢」になったことから、株式譲渡に至ったと説明している。
ゲームブランド「Key」を抱えるビジュアルアーツは7月27日、株式譲渡により中国Tencentの子会社になると発表した。馬場隆博社長は報告ブログで、健康ながら自身が「いつ何があってもおかしくない年齢」になったことから、株式譲渡に至ったと説明している。
馬場社長は退任して相談役に就任。新社長にはビジュアルアーツでプロデューサー兼シナリオライターを務めてきた天雲玄樹(ペンネーム:丘野塔也)氏が就く。
馬場社長は63歳。同社は馬場家が株式の100%を保有している上、後継者もいないという。上場企業になる可能性もあったが「これまでのお気楽経営がたたって、それはどうやら間に合いそうにない」として株式譲渡を選んだとしている。
Tencentに株式譲渡した理由は、「ビジュアルアーツのコンセプトを生かせて、これまでのコンテンツや会社を愛してもらえ、世界に発信できる」ため。今後の活動についても「ビジュアルアーツはビジュアルアーツのまま、これからもスタッフがやりたいことを続けていけることになりそう」としている。
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