「結婚した」は誤植──「水星の魔女」インタビュー記事のサイレント修正巡り、公式が謝罪
バンダイナムコフィルムワークスは、雑誌「月刊ガンダムエース2023年9月」のインタビュー記事で紙の雑誌と電子版で一部記述が異なっていた件について謝罪した。同誌の編集者が臆測で記載した文面が載っていたため、電子版のみ表現を直したという。
バンダイナムコフィルムワークスは7月30日、書籍「月刊ガンダムエース2023年9月」のインタビュー記事で紙の雑誌と電子版で一部記述が異なっていた件について謝罪した。同誌の編集者が臆測で記載した文面が載っていたため、電子版のみ表現を直したという。
内容が修正されたのは、アニメ「機動戦士ガンダム 水星の魔女」に出演した声優へのインタビュー記事。スレッタ・マーキュリー演じた声優・市ノ瀬加那さんの発言に「結婚した2人のそういう姿を目にできて」という文言があったが、7月31日時点で同誌の電子版では「結婚した」の部分が削除されている。
これについてX(Twitter)ユーザーからは「なんで?」「同性婚だから削除したのか?」「信用を無くす悪手」「これはダサい」など批判的な声が上がっていた。
これを受け、バンダイナムコフィルムワークスは「作品を応援してくださる皆さまに混乱を招いてしまい、誠に申し訳ございません」と謝罪。同誌編集者の臆測による文面があり、校正時に修正依頼をしたが、修正が反映されないまま責了となり、発売されたことが原因としている。
「作品側としては、本編をご覧いただいた皆さま一人一人の捉え方、解釈にお任せし、作品をお楽しみいただきたいと考えているので、ガンダムエース編集部とも協議の上、修正可能な電子版の記述は、本来の依頼通りに修正し、現在は配信している」(同社)
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