「Twitter Blue」は「X Premium」に 会員への収益分配に遅れ
X(旧Twitter)のサブスクリプションサービス「Twitter Blue」の名称が「X Premium」になったようだ。サポートアカウントは7月31日に開始予定だったX Premiumの要件を満たす会員への収益配分が遅れるとポストした。
米X(旧Twitter)のサポートアカウントは8月4日(現地時間)、7月31日に予定していた認証済みクリエイターへの広告収益分配開始を延期するとポスト(旧ツイート)した。広告収益分配への登録者数が予想を超え、確認に時間がかかっているという。
収益分配は、Xのオーナー、イーロン・マスク氏が2月に予告し、7月に一部のクリエイターに通知したものだ。
収益分配に関するヘルプページ(日本語版はまだない)のトップにも延期するという告知が追加されている。
Xは非公開化しており、広告収入がどの程度あるのかは不明だが、マスク氏は7月、広告収入が50%減少したとポストしている。
収益分配の要件はいくつかある(こちらの記事を参照のこと)が、最低限Twitter BlueあるいはVerified Organizationに登録してある必要がある。
マスク氏は同日深夜、「広告収益の分配を受けるには、X Premium(Blue)に加入する必要がある。X Premium(Blue)加入者でない場合、広告料はXによって保管される」とポストした。
Twitter Blueは一時期、Blue Subscriptionという名称になるとみられていたが、どうやら「X Premium」になったようだ。
Blue Subscriptionだった旧Twitter Blueのアカウントの名称もPremiumに変わっている(日本語のサインアップページではまだ「Twitter Blue」)。
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